コメント

西村賢太(芥川賞受賞作家『苦役列車』)

音楽で人生を棒にふる――かような一途バカも、そのポーズだけなら容易いことだ。
だが実践となるとやはり並大抵の意思でできるものではなかろう。
それをごく自然体に、当たり前のような顔をしてやってのけているこのバンドの面々は、
ちょっとこれは……どうにも稀有の、見上げた落伍者たちだ。